入院までの検査の話
実家に帰り、紹介状を持って近所の総合病院の婦人科へ。
入院前までの約1か月の間の検査の話をします。
婦人科は社会人になって1度、膀胱炎になったときに行ったことがあるぐらいでした。その時は個人の産婦人科に行ったので、総合病院の婦人科は初めてでした。
診察室で内科で子宮筋腫の疑いがあることを伝え、触診。
そしてやってきました。婦人科にある例の診察台。本物を見るのは初めてだし、自分が乗るのも初めてでした。驚くぐらい恥ずかしいですね。あれ。
変な話、ちゃんと処理しておけばよかったです。(お医者さんは気にされてないと思いますが)
エコーではなく超音波で中を確認していただきましたが、やはり筋腫が大きすぎて超音波が届かないことが判明。10cmは確実にあるということがわかりました。
筋腫じゃない可能性もゼロではないので採血をして、翌週にMRIの予約を入れてその日は終了。
午後に母と二人で数年前に近所にできたパン屋さんのパンを食べて幸せでした。
翌週、MRI検査。これも初体験でした。
事前に注意事項がいろいろあったのでブラはブラトップにしてすっぴんで行きました(化粧品にも金属が入っている可能性があるらしいです。知らなかった)
約20分で腹部のみの撮影でしたが、苦痛でした。
「うるさいですよー」と言われてましたが、そういうことじゃない。心が不安定になるような音があちこちから響いてきたのでひたすら自分の知っている曲を歌っていました。ゴゴゴゴとかピーとかドゥドゥドゥドゥとか、もう本当私は無理でした。できるなら二度とやりたくない。
エコーとか超音波でわかるぐらいの大きさで気付いておけばよかったと後悔。
この日はこれだけ。
そしてまた翌週。MRIの検査結果を確認しに病院へ。
「子宮筋腫かと思われます」
知ってます。それ何回も聞いてます。
MRI画像を見ながら大まかに3つあり、その内の1つがおへその下あたりまで大きいため、腹腔鏡手術では全部取り切れない可能性があるので開腹手術になると思われることを説明されました。
小さかったら腹腔鏡という方法があることを知らなかったので、ここでももっと早めに気付いていればよかったと後悔。
過去の自分に怒りを覚えていると先生が「手術されますか?」と。え、今までそのつもりじゃなかったんですか?と母と二人でキョトン。
「生活に支障があるのであれば取った方がいいと思いますが、薬で様子を見ることもできますよ」
手術をされる方は40代や50代のお子さんが既にいらっしゃる方が再発防止も含めて子宮を全摘される方が多く、そもそも子宮を残す方は少ないらしいです。
そもそも、30前で手術をされる方はあまりいないとのこと。筋腫がある方も小さくて様子見でそのままにして妊娠時に帝王切開になったら一緒に核を切除されているそうです。
ここでも気になっていたのに何もしてなかったことを後悔。
後悔していても仕方ないので、薬の場合の詳細を確認。
筋腫の栄養になっている女性ホルモンを一時的に抑えて、筋腫自体を小さくすることを目的にする治療方法らしい。ただし、その薬は半年間しか使えず、ホルモンをなくすので生理が止まり、更年期障害のような症状になるそうです。そして重要なのが確実に小さくなるとも言えないので、半年後にも大きいままなら結局手術をしないといけないということ。
じゃあ、ちゃんと取り出そう。ウエストこすれるのつらいもん。靴下とか下着履くとき苦しいの困るもん。
ということで、手術を決めました。が、今まで診ていただいていた先生はヘルプの先生らしく、手術日は総合病院勤務の先生と相談してからということで、翌週教えてもらえることに。早めを希望しておきました。
一週間そわそわしながら手術日を聞きにまた病院へ。
今までは女性でしたが、男性の先生になり、改めてMRI画像を見ながら筋腫の説明を受けました。
一番大きいのは縦10cm、横15cm。小さいのは8㎝ぐらいが2つ。この大きいものが膀胱を少しつぶしてしまっていることや、もしかすると他の臓器にも影響があるかもしれないそうですが、これは開いてみないとわからないとのこと。
そして、手術に伴う合併所や、再発の可能性があることを再度説明されました。
最後に「いつ手術を希望されますか?」と。え、決めておいてもらってるんじゃ…と思いながらも、最短で。とお願いし、11/1に手術日が決まりました。